今回は、「婚活の失敗」について記載していきます。
私はもともと結婚願望が強く、24歳のときに初めて婚活を始めました。
用心深い性格のため婚活アプリ等は使わず、まずは結婚相談所に入会しました。
しかし、活動を進めても結婚したいと思える相手に出会えず3か月で退会してしまいました。
その活動でいったん結婚願望がなくなり、数年は彼氏もいないまま嫌々仕事をしていました。
なぜ24歳で婚活をしていたときは上手くいかなかったのか、活動に至る経緯と失敗の原因についてまとめていきます。
専業主婦
なお現在は結婚しています。
24歳で婚活に失敗した経験があったからこそ、理想の結婚が出来たと思います。
女の人生は結婚相手で決まると思っていた
私は、女の人生は結婚相手ですべて決まると思っていました。
女性側がどれだけ成功したとしても、結婚相手である旦那が高スペックでなければ意味がないと思っていました。
自分には何もなくても、相手が高スペックであれば何も問題がないという価値観でした。
なぜそのような価値観になったかというと、育った家庭環境の影響だと思います。
私の育った家庭は貧乏でしたが、母のお姉さんの家庭は旦那さんが高年収であったため、いとこたちは裕福でした。
母と、母の姉。
同じように育ったはずの姉妹が、結婚相手によって人生が全く違うのです。
また、私は働くことがすごく嫌でした。
どうにか働かずに生きていきたい。
そのために何が必要かといえば、もちろん「お金」です。
お金持ちと結婚すれば、この世で生きていくには何もかもが解決できると思いました。
私はなんとか社会人にはなりましたが、早くそこから脱したかったため、「年齢」というカードを使って早めに結婚しようと決めたのです。
お金持ちと結婚したい!婚活開始したけど・・・
そのため、24歳で婚活を始めました。
最近では婚活アプリや婚活パーティー、友人の紹介など出会い方は様々ありますが、
人脈もなく心配性であった私は、情報が信用出来ると思った結婚相談所に入会を決めました。
そこで実際に出会った男性は、5人です。
年収を重視していたため最低でも年収500万以上、
なかには起業して年収5000万という人にも出会いました。
しかし私はまったく戦略もなしに見切り発車で開始し、正直お金のことしか考えていませんでした。
相手の見た目も気にしない。スマートさも気にしない。
とにかく他のことは、実際に会ってみてから決めよう。くらいに思っていました。
それが、失敗の要因だっと思います。
実際に会った方たちとはこんな感じでした。
※すべて私の主観により構成されています。
1人目
自分より20歳ほど年上。年収5000万以上。
まさに成り上がってきたような、日焼けしたちょっとオラオラした感じの見た目。
→全然目を合わせないよね。俺に興味ないでしょ?と軽く言われる。
興味がないというより、目を合わせないのは単に私がコミュ障だった。
経営者独特の厳しさがありそうだな~と思っていた。
→LINE交換し、お礼送るも向こうから返信なし。
もし返信が来てもうまくいっていなかっただろう。
2人目
結婚相談所の担当者から良い人がいますよと連絡があり、会う。
自分と同年代。年収は400万ほど。
ごく普通の見た目。中身も普通という感じ。
→向こうからお断り。理由は、自分とは合わないと思ったとのこと。
(具体的にどこかは謎のまま。建前でほかの理由があったのかも。)
3人目
自分より10歳ほど年上。年収700万ほど。
身長小さめ小太り。
ほぼ話題を振ってこない。たぶんほぼ絶対女性と付き合ったことがないと思う。
→でも無害そうだし、条件だけで先に進もうか悩んだ。
結局婚活する意力がなくなりこちらからフェードアウト。
4人目
・自分より5歳ほど年上。年収500万ほど。
話していて一番楽しかったが、会社(業界)がブラックそうだった。
→残業ありきの年収はちょっと・・・。という理由でないなと思った。
結局婚活する意力がなくなりこちらからフェードアウト。
5人目
・自分より3歳ほど年上。年収500万ほど。
なんかほかの人に比べて婚活慣れてそうと思った。
悪い人じゃないけど細かそうで無理だと思った。
→次も会いましょうとなるが、結局婚活する意力がなくなりこちらからフェードアウト。
もう婚活は無理だと思った
何を基準にすればいいのか分からず、たった5人と一回ずつ会っただけで疲れてしまったのです。
そして、お金のために結婚しようと思った私でしたが、結婚はお金のためにするものじゃない。と気づかされました。
だって、この先、一緒に暮らすなら、生きるなら、大好きな人じゃないと意味がない。
好きでもない人とお金のために結婚するなんて私の人生なんなんだ。耐えられない。と思いました。
そうして、もう少し働くか・・・と思い至り、しぶしぶ働き続けることにしたのです。
【失敗した原因のまとめ】
- 人と会うのが苦手なのにとりあえず会おうの精神でいってしまい早々に疲労した
→相手の情報や文面のやり取りから、会う前にある程度見極めることが必要だった
- 自分が何を求めているか理解できていなかった
→本当はお金があればいいわけじゃなく、一緒にいたいと思う人を求めていた
→年収も高ければいいわけでなく、どんな会社でどんな仕事か夜勤や残業が多いのかなど中身も重視が必要だった
- シンプルにコミュニケーション能力がなかった
→メールのやり取りがめんどくさかった
でもお金なしに結婚なんて出来ない
かといって、そこで結婚願望がなくなったわけでも、お金持ちとの結婚を諦めたわけではありません。
ただ、お金のためだけに結婚するのは辞めようと思いなおしました。
そこから、友達の結婚報告を受けた26歳でもう一度婚活しよう!と思い立ち、27歳で活動再開、結婚しました。
3年越しの婚活ではこの24歳の婚活経験を活かして、
さまざまなサイトを見たりYoutubeを参考に、活動を始める前から戦略を立てて挑みました。
その戦略はこちら↓
【理想の人と結婚した私が教える】婚活する前にやっておくべき6つのステップ – 本業、専業主婦。 (housewife-fire.com)
それが功を奏し、無事に結婚できたのです。
当時からずっと私はお金持ちとの結婚を夢見ていましたが、
正直、お金持ちとの結婚ではありませんでした。
しかし、お相手は年収もしっかりあり、貯金もしていて、身長も平均以上で、何より性格が好きで、
私にとってはこれ以上ないくらいの理想の結婚が出来ました。
あのときお金持ちとの結婚に挫折してしまいましたが、結果そうなって良かったと思います。
元からブランドものなどそこまで贅沢したいわけではなかった自分の人生に、
たくさんのお金よりも何が大切なのか気づけました。
まとめ
以上、お金持ちと結婚したかった24歳が婚活に失敗した話でした。
あのときの失敗は何一つ後悔していません。なぜなら、そうでなければ今の旦那さんに出会えなかったからです。
共通して思うのは、人は思考と行動でしか人生を変えられないということです。
まずは、とにかく第一歩を踏み出してみることだと思います。
失敗したとしても、最終的に成功してしまえば何も後悔しません。
後悔が残るなら、何もしなかったときだと思います。
歳を重ねれば重ねるほど、一歩は重く、怖くなります。
だけど、未来から見てしまえば今が、「まだ若かったのに。まだ間に合ったのに。」かもしれません。
「まだ」を取り逃さず、理想の結婚を望んでいる方、掴み取りましょう。