仕事を辞めて専業主婦になりたい人が、一度でも考える問題。
⇒専業主婦のメリット/デメリット問題。
このご時世、値上げなどで生活はどんどん苦しくなる一方です。
そんな中、今の仕事を退職し、専業主婦になるというのはなかなか勇気がいるかと思います。
そこで、今回は専業主婦になったらどんな生活になるのかについて記載していきます。
専業主婦になるメリット
①時間ができる
もし正社員で働いていれば、一日どのくらい仕事に時間を費やしているのでしょうか。
下の例で考えると、
例)出勤前の準備(1時間)+通勤時間(往復2時間)+勤務時間(8時間)
仕事だけでも一日11時間は費やすことになります。
もちろん専業主婦になれば、この11時間がまるごと自分の時間に代わります。
仕事が好きな人は良いですが、
仕事が苦痛な人は一日の半分を苦痛な時間に変えていることになります。
②家事に専念できる
時間ができれば当然、家事に使える時間が増えます。
とはいってもこの時代なので、さまざまな便利家電やサービスを駆使することで、家事を自分でしなくていい部分もあります。
しかし、家で過ごす時間は、過ぎてしまえば戻りません。
特に、私は結婚してマイホームに住み始めましたが、この家でたくさんの時間を過ごせること、そして毎日綺麗に手入れが出来ることに感謝と喜びを感じます。
私は一人暮らしをしていたときに、家賃を払っているのに仕事で家を空けていることがもったいないと考えるような人間だったので、毎日ずっと家にいられるのは元を取っているような気持ちでとても安心できます。(;^_^A
③節約しやすい
メリットの最後に、節約しやすいがあります。
専業主婦になれば時間ができるため、自分で買い物に行ったり自炊をすることが出来るようになります。
また、仕事での付き合いなどもなくなるため、会社員と比べると昼食代や飲み会、洋服やメイク用品などにもお金をかけなくてすむようになります。
また、細かい話になりますが洗濯についても乾燥機などを使わず外に干すことで、電気代の節約ができます。
家にいる分の光熱費はかかってしまいますが、自分一人の場合はそこまでかかりません。
何より節約のいいところは、税金がかからないところです。
お金を稼ぐと税金が発生してしまいますが、節約であれば使わなかった分のお金が100%手元に残ります。
1万円分の残業をしても所得税などでいくらか手取りが減ってしまいますが、
1万円節約したなら、1万円まるごと自分の手元に残るのです。
続いて、デメリットについて考えていきます。
専業主婦になるデメリット
精神的にそこまで開放されない
専業主婦になって実感することは、思ったよりも開放感がないことです。
正社員として働いているときは、給料の少なさや仕事のストレス、寝不足などに大いに悩まされましたが、それでも社会人として安定した立場におり、月に10万円以上の収入も約束されている状態でした。
それが、専業主婦になると0になります。
好きな時間に起きたり寝ることが出来ても、いくら自分のタイミングで家事が出来ても、
精神的にはいつもどこか不安を抱えた状態でいることが多いです。
特に、真面目な人や正義感の強い人、心配性な人にはその傾向が高いと思います。
専業主婦になったとしても、悩みの種類が変わっただけで結局何かしらの不安を感じることが多いです。
再就職が難しくなる
先ほどの不安の要素にもつながりますが、専業主婦になってしまうと、再就職が難しくなります。
職歴に空白期間ができることや、労働に対して意欲の低下や恐怖心が芽生えてしまうため、再就職が難しくなります。
そして、その空白期間が長くなればなるほどさらに難易度は上がります。
しかし、少子高齢化で人手不足になるこの時代、職歴の空白期間だけで仕事が全く見つからないことはないと思います。
また採用するかどうかについて企業側は、最終的には本人の熱意を見ることも多いです。
面接の対策方法などもあるため、高望みしすぎた会社や職種でなければ、就職については努力でカバーできる部分もあると思います。
夫に何かあったときに困る
専業主婦になると、大体は配偶者の収入に頼ることが多くなると思います。
そんなとき夫が何かしらの事情で働けなくなれば、専業主婦のメリットである「時間」だけでは解決できないことのほうが多くなります。
そうなるとこれまでのデメリットが響いてきて、家族共々生活が困窮する可能性があります。
これをカバーするには保険に入ったり、たくさん貯金をするなどの方法はあります。
しかし自分の収入が0になる中で、固定費となる保険代を増やしたり貯金を増やすことは、なかなか難しいのが現実です。
そのような不安をなくすためには、専業主婦のメリットである時間を活用して自分でもお金を生み出すしかありません。
ポイントサイトで稼いだり、
自分が知らないだけで色々と方法はあります。
隠れデメリット
追記で、こんなデメリットもあります。
ご飯の美味しさを感じにくくなる
なぜかというと、あまり動かなくなるからです。
活動量が圧倒的に減ってしまうため、カロリーを求めないようになってしまいました。
そのため、以前は絶対的に魚より肉派でしたし、
お菓子大好きだったり、
ファーストフードや外食が楽しみで仕方なかったのが
とにかく質素な料理を求めるようになりました。
それ自体は構わないのですが、
やっぱりなんだか楽しみが減ったような気になるのと、
夫がもっとガッツリしたものが食べたいと思っているときに
一緒に楽しむのではなく、なんとなく付き合ってあげてる気持ちになってしまったり、
ガッツリした献立を避けがちになって申し訳ない気持ちになることが増えました。
もちろん歳を重ねてるが故に変わっている部分や、個人差もあるかと思いますが、
専業主婦になるとこんなデメリットも存在してくるのだと思わぬ発見がありました。
最後に
以上、専業主婦にはメリット/デメリットがありますが、
専業主婦でなくてもメリット/デメリットはあります。
自分にとって、本当はどんなことが大事なのか。
それを理解し、実行することが何よりも重要なことだと思います。
この記事が、それを明確にするための一つとなれれば幸いです。
自分の人生をより良いものにしていきましょう✨